安川電機「記憶の継承」サイン
安川電機は2015年4月に創立100周年を迎えました。
モータの製作からはじまり、現在ではインバータ、産業用ロボットで世界一の生産台数を誇るグロバール企業です。創業の地である北九州八幡に新しい本社ビルと、ものづくりのスピリットを世界に発信するための企業ミュージアム「安川電機みらい館」を建設しました。
このサイン及び演出の目的は、安川電機100年の歴史を繋いできたテクノロジーを代表する製品をデザイン化し、訪れた人や働く人々に歴史や技術を体感してもらい、今後の100年に繋ぐ事にあります。製品のデザイン化にあたっては、図面が現存していないものもあり、製品の調査、採寸、データ化という手順を行いました。
本社棟へ向かうアプローチには、代表する製品が年代順に並び、原寸大の図によって製品第1号のモータから産業ロボットへ技術が進化していった歴史が感じられます。 エレベーターホールの壁は、大きく製品の図を使って個性化し、フロアの識別がしやすいようになっています。
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